ワキガには周りの人の協力も大切です

 

39歳 女性 秋田県 M.Mさんの体験口コミ

 

ワキガには周りの人の協力も大切です

 

ワキガについて、私がまだその名前くらいしか知らなかった時の話です。

 

私は、ある時、学校の中でその匂いと出会いました。明らかに人から放たれている匂い、でも、汗くさいとか、そういうものとは明らかに違う鼻にツンとくるような独特の匂いです。

 

ワキガの人は独特の匂いを放つ、という程度の知識しかない私が、初めて嗅いだ匂いだったにも関わらず、それがワキガの匂いだとすぐに気が付きました。

 

その匂いを放っていたのは、同級生の女の子でした。彼女とは、進級して初めて同じクラスになりました。名前も知らなかった彼女と何度か話す機会もありました。彼女の匂いは、強い時もあれば、ほとんど感じない時もあります。

 

ある日、彼女は私にこう言ったのです。「私、ワキガなんだよね」私は、もちろん彼女はワキガなんだろうとは思っていましたが、まさか、そんな告白をされるとは思ってもおらず、ただただびっくりして「そうなんだ」と言うのが精一杯でした。どうしてそんなことを私に言うのだろうと、少し戸惑っていた私に彼女は続けていいました。「でも、私、自分の匂いがわからないんだ。だから、私のこと臭いって思ったら教えて欲しいの。」と。

 

彼女の告白があってから、私は、彼女からの匂いを感じると教えるようになりました。最初は、遠慮した時もありましたが、私が教えることにより彼女は自分が匂いを放っていることに気が付き、薬を塗り匂いを防止することができました。もちろん、あらかじめ薬は塗ってあるようですが、暑い日などは薬を塗る回数を増やす必要があるようなのです。

 

自分がワキガであるという告白は、どんなに勇気が必要だったことでしょう。私は、彼女の勇気と、私の一言で少しでも彼女が安心できるなら、と思い遠慮することをやめ、彼女に真実を話すようになったのです。
匂いは自分では気づかない、だから、周りの人が教えてあげることも本人にとって救われることもあると感じた出来事です。